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2016年7月

ブッシュマンの壁画(Bushman Wall-Painting)

ブッシュマンの壁画(Bushman Wall-Painting)ブッシュマンの壁画(Bushman Wall-Painting) 旧石器時代の芸術(Palaeolithic Art)該当記事へ 続きを読む

ラングの「未開人」論(5)

ラングの「未開人」論には、彼と同時代のヨーロッパ「文明人」の迷信と並列したり、ギリシャ神話と同等に高く評価したりして、「未開人は文明人同様、様々な文化程度を持ち、様々な芸術的能力を持っている」と注意喚起しています。また、旧石器時代の人々が「現在フランスとイギリスとして知られる国に住んでいた」と、土壌を通して未開と文明がつながっていることを再確認するよう促しています。 523 続きを読む

「もう1つの白樺の皮」(Another Birch Bark)

図の出典:J.G.コール『スペリオル湖周辺の旅』(1860)、J.G. Kohl, Kitchi-Gami. Wanderings round Lake Superior, Chapman and Hall, London, 1860, p.387.図の題名:「もう1つの白樺の皮」(Another Birch Bark)図の題名:「もう1つの白樺の皮」(Another Birch Bark)該当記事へ 続きを読む

未開人の芸術 II 描写

未開人の芸術 II 描写(pp.303〜307)該当記事へ 続きを読む

ラングの「未開人」論(4)

当時のイギリスと未開人の芸術の表現方法の類似点を強調している個所に注目したいと思います。人骨の調査をする形質人類学の専門家がヨーロッパと未開人の違いを強調することによって、ヨーロッパ人の優位性を浮かび上がらせることを目的としていたのに対し、ラングは類似性に着目することによって、アーリア人優位の時代に異を唱えたと読めるからです。 517 続きを読む